2014年12月20日

「欲しい」の裏側

(σ・ω・)σ おはようございます てぃんですお

(σ・ω・)σ 今朝、S藤さんの夢を見ましたお
S藤さんというのは…僕がずっと昔、会社にお勤めしていたころ関連会社にいたおじさんの事ですお

(σ・ω・)σ S藤さんはとても…というか過剰に「気前の良い」おじさんでした

(σ・ω・)σ ある日S藤さんと事務所のTVを見ていると、かっこいい帽子のCMをやっていたので、「僕これ欲しいな」って言ったんです

(σ・ω・)σ 僕は帽子はあまり被らないので、現実的には「欲しく」なかったんです
でも、かっこいい帽子だったので、「この帽子が良いと思う僕ってセンスいいっすよね?」というアピールの意味で「欲しい」って言ったんです

(σ・ω・)σ しかし数日後、S藤さんがその帽子を買って僕んちに持ってきたんです

(σ・ω・)σ 帽子ならまだその辺に置いときゃ良いんですが、ちょっと大きめの家具のときもありました
通販カタログをパラパラと見ていて、シュミの良いサイドボードが目に止まったんで「こういうの欲しいな」って言ったんです僕

(σ・ω・)σ この場合の「欲しい」も現実的なものではありませんお
だって僕のおへやは6帖のワンルームで、すでに本棚でいっぱいでしたから、新しい家具なんて入れる場所がないんです

(σ・ω・)σ あくまで「いつか広いおへやに住んだら」という前提での「こういう家具欲しいな」です
プラスさっきの帽子と同様「こういう品物を欲しい(=良いと思う)僕のセンスって良いでしょ?」という意味もありますね

(σ・ω・)σ でも数日後、S藤さんはそのサイドボードを買って持ってきたんですお
僕は断れず、元あった本棚をリサイクルショプに売るか何かしてそのサイドボードを受け取りましたお

(σ・ω・)σ ほかにもちょっとした服とか小物とか、僕が何の気無しに「欲しい」と言ったものをS藤さんは次々と買ってきましたお
最初は「気前の良いおじさんだなあ」と思っていた僕も、だんだん気味が悪くなってきましたお

(σ・ω・)σ 僕が思いついた対処法は、単純ですが、むやみに「欲しい」と言わないことです
僕はS藤さんの前ではどんな品物を見てもホメたり「欲しい」と言わないようにし、彼のチョイスで品物を買ってこられても「要らないです」って断るようにしましたお(僕、今でも「断る」のがすごく苦手なので、この時はそうとう必死でした)

(σ・ω・)σ まもなく僕は転職したので、S藤さんとは二度と会わなくなりましたお

(σ・ω・)σ あとで何かの本で知った事ですが、世の中には「物をあげることでしか友情や愛情を得られないと思い込んでる人」というのがある程度いるそうで、S藤さんもそういう種類の人だったのかな…と思います

(σ・ω・)σ 僕はドケチなのでそういう人の気持ちは分からないですが、僕にも問題があったな…って思います

(σ・ω・)σ 上に書いたように、自分のセンスやなんかをアピールしたいがために、たいして欲しくもない物を「欲しい」と言っていたんですね
振り返ってみると幼い頃からそういう傾向がありました

(σ・ω・)σ そうした中で一番最初の記憶は4歳のクリスマスで、サンタさんに「けいさんきがほしい」って書いたんです(※電卓のことです)
もちろんあの液晶の画面に文字が現れるという仕組みに純粋な好奇心が無くはなかったんですが、それ以上に「けいさんきをもらえば、大人がホメてくれる」っていう気持ちがハッキリあったんです

(σ・ω・)σ 僕が欲しかった物はいつも、物自体よりも、その物を「欲しい」と口にする事で得られるプラスイメージや称賛だったんですね
欲しいという言葉そのものでなく、その裏側を読み取ってほしかったんだと思います
よく女の子が自分よりブサイクな子を「可愛い」って言ったりするのが分かりやすい例ですね
あれも「こんなブサイクな子を可愛いって言う寛大な私を称賛してください」っていう意味ですからね

(σ・ω・)σ いまも、S藤さんの夢をたまに見ます(それほど怖かった)
その度に、「僕は大して欲しくない物を『欲しい』と言っていないか?」と自問しますお

(σ・ω・)σ 僕のルールとしては
・「必要」と言い換えられるもの(例:トイレットペーパーや歯磨き粉)→堂々と「欲しい」って言う
・将来的に欲しいもの(猫とか犬、バイク)→「いつか」という条件付きで「いつか欲しい」って言う
・それ以外の、形のある品物→その品物が今すぐ僕の部屋にドンと現れても邪魔にならなければ「欲しい」って言う


(σ・ω・)σ こんな感じですかね
今は身の回りにS藤さんのような人はいないので、それほど神経質にはなっていませんけどね
posted by てぃん at 08:00 | いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする